有志だけでそっと織体験をしてこようと思い立ったのが遂に実現。期せずして雛祭りの日でした。
朝8時すぎのサンダーバードで京都へ向かう。午後12時すぎ織成館到着。館内を案内に従いながら説明を受け町屋の雰囲気、昔の方々の住まいの工夫や生活に思いをはせる。館内には様々な衣装、能装束の展示。季節の梅の古い着物や帯に歓声が上がる。
普段中々見られない手の込んだ着物や帯、唐織の能装束の復元の過程など職員の金田さんの丁寧で分りやすく行き届いたに説明にイメージが広がり一瞬にして想像の世界に浮遊。
その後織体験と染工房の見学に分れながら楽しんだひと時でした。
いざ!!体験!!
見ているのと違い案外難しい織の手法。思い思いの色の管を杼にセッティングし踏み木を操作しながら綜絖の上げ下げを繰り返しその後に筬をしっかり打ちこむ・・管の糸がなくなった時の糸の始末・・中々馴れない中、少しづつ織り上がる楽しさを味わい「今日は織姫気分」と楽しんできました。一方工場ではジャガードを見、パンチカードに触らせてもらいながら、こちらは何時しか職人気分。又お向かいの染工房で染め上がったばかりの舞子さんの衣装を見学しながら、本でしか見たことのない伸子張りの過程なども堪能&納得。
とにかく何から何まで本の中でしか知らない事を実際に見、触り、体験し、話を聞き、あっという間の半日でした。
最後は宿泊先の町屋までご案内頂き感激のうちに時間の過ぎた体験会でした。
翌日は思い思いの所に出かけ、着物、帯、半襟、扇子、履物・・・京都でないとみられないお店をゆっくり散策しながらのお楽しみのひと時。あっという間に時間となり、サンダーバードに乗り込むメンバーたち。電車の中では高機の仕組みや名称を復習しながら今度は染め体験ツアーをくみましょう・・・と。
自分で選んだ糸で歓声を上げながら一越一越織った想い出は、出来上がった作品以上に心温まるものとなりました。織成館の職員の皆さま、本当によくして頂いて有難うございました。
